2016年10月10日

第12期プロコン育成塾 第2回が開催されました!

朝晩涼しくなり秋の気配を感じる中、プロコン育成塾 第2回が10月1日(土)に開催されました。

前半は、大場塾長より第2講「中小企業コンサルティングの具体的な進め方」についてご講義をいただきました。
 自己紹介に続いて、研修での「つかみ」で使うユニークなアイスブレイクをご紹介されました。関西では「笑いを取る」のは必須の技術、というのが塾長の持論です。
 場が和んだところで経営プロセスのステップについて、事前準備・覆面診断から初回ヒアリング、問題点洗い出しなどにわたり、塾長ご自身の経験を交えながらお話されました。

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 塾生には、事前に塾長オリジナルのSWOTシートが渡されており、これを用いて自分自身の分析を済ませています。こうした作業と講義を通じ、実際に経営者に相対する際にいかに問題点を把握し、本質的原因に迫るかという手法を学びました。
 コンサルティング業務の本質は、「経営者の考え方を変え、行動を変革させること」です。そのためには事象を深く観察し、本質に迫る必要があります。真の原因を掴めないと、効果的な改善策に結び付けることはできません。また、問題点を把握するためには、現場を知ることがいかに重要かを強調されるとともに、その方法もご紹介されました。
 受講生は、これから担当企業を訪問し、実際の診断に入ります。頭だけで考えるのではなく、現場に足繫く通い、汗をかいて真因を探る重要性を理解できたと思います。

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 昼休みを挟み、カウンセリング技術の基本を学びました。「尋問」に陥らず、経営者に気持ちよく本音を話してもらう環境作りが必要です。受講生は実際のロールプレイングを通じて、相手の話を聴く姿勢と方法を体感し、効果的な学びを得ることができました。
 これらコンサルタントとしての心構え、理論、テクニックは、プロコンを目指すうえで必須の項目です。受講生の皆さんはしっかり復習し、これからの企業診断に活かされることでしょう。



 2日目後半は、東松先生によるグループワーク「本質的原因の掴み方と課題設定」が実施されました。経験の浅いコンサルタントは、目の前にある現象(結果)にとらわれてしまい、真の問題点を見つけられずに誤った解決策を提示してしまいがちです。この点を踏まえ、今期は診断先ヒアリング前のこの時期に、当カリキュラムが配置されました。

 講義では「なぜなぜ」の繰り返しにより問題を深掘りし、本質的原因に至る方法を説明いただきました。続いて各グループに分かれ、事前に学習した教材を基に真因を見出すディスカッションを実施しました。

GW_東松先生.JPG

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討論後に行ったグループ発表では、視点の漏れや因果関係などが講師より指摘され、分析の不十分さを知る良い機会となりました。実際のコンサルティング現場ではきちんと手法が使えるよう、今後さらなる研鑽が求められます。



 講義終了後の懇親会には、ゲストとして修了生3名の方(第9期生の木之下尚令さん、第10期生の川崎ますみさん、恒吉宏治さん)にお越しいただきました。

木之下さん.JPG

川崎さん.JPG

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 修了生からは、自己紹介とともにプロコン育成塾を修了した後、どのような場で活躍しているのか、それぞれのお立場で語っていただきました。合わせて、これから企業診断を始める受講生の皆さんへ励ましの言葉も頂戴しました。


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 活躍の場が異なる修了生3名のお話は、受講生の皆さんにとって、今後の成長を目指す上でよい刺激になったことでしょう。
 本日は講義の最後に、今月から始まる企業診断の担当企業(業種)が発表されました。これまで学んだ理論をどう実践に活かすかが問われます。懇親会では、今後体調に注意しつつ、やるべきことを「やりきる」という姿勢で臨むよう激励する講師の言葉もありました。


 次回の第3回は、11月5日(土)に、第3講「プロコンの商品作りと営業力」(小畑講師)と第4講「中小企業特有の財務診断」(高越講師)、及び受講生が各自作成した「自身の商品企画」と「プロコンスタートプラン」を用いた、講師からの個別アドバイスが予定されています。

posted by プロコン育成塾 at 21:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月21日

第12期プロコン育成塾が開講しました!

 2016年9月10日(土)、第12期プロコン育成塾が開講しました。

 定刻の9時30分前には全員が着席し、緊張した空気の中、今年で12年目となるプロコン育成塾がスタートしました。
 開講に先立ち、昨年までは講師として、今年からは一般社団法人 兵庫県中小企業診断士協会の会長として当塾を支えて下さる柴谷先生より、激励のお言葉をいただきました。当塾の設立の経緯・意義についてのご説明、更に「今後は同期生同士を始め、講師や先輩修了生の方々とも切磋琢磨し、協力する関係を築いてもらいたい」とのお話でした。

柴谷先生挨拶.jpg

大場塾長からは開講のご挨拶として、これまでの当塾修了生の状況やカリキュラムについて、受講生へ期待する想いとともにお話しいただきました。続いて、小畑講師、高越講師、柳講師、伊藤講師、東松講師からのメッセージです。それぞれの講師の立場から、「学んだことを明日から実行しよう」「講義に積極的に関わろう」「コンサルとしての志を確認しよう」といった強い言葉をいただきました。

大場先生開講挨拶.jpg


引き続き、受講生の自己紹介です。受講生の皆さんは、一人2分間の持ち時間の中で、緊張しながらも各人の個性が伝わるスピーチでした。ただし、この自己紹介の場も各自のプレゼン力が試される場になっています。講師は皆さんの時間感覚や話し方、表現力を細かくチェックし、午後の個人面談にてフィードバックされます。当塾の中で無駄な時間はありません。すべての時間を使って、受講生の皆さんが成長するための材料を提供していきます。


 さて自己紹介が終わると、いよいよ開講講義のスタートです。大場塾長より、「プロコンの基本要件と能力開発」をテーマに、プロコンへの道(ステップ)、プロコンの基本要件など、コンサルタントを目指す上で必ず押さえるべきポイントを、ご講義いただきました。受講生にとっては、独立、企業内など各人の立場で、今後どのような心構えと方向性でプロコンとしての自己を高めていくかを考える指針となったのではないでしょうか。

大場先生開講講義.jpg


 昼食休憩を挟んで、第1講が始まりました。
 柳講師より、「中小企業のコンサルティングニーズと心構え」のテーマでお話をいただきました。なかなか表には出てこない「潜在的な真のコンサルティングニーズ」をどう把握するか、また経営者との信頼関係をいかに構築するかなど、ご自身の体験事例を交えてご説明されました。プロコンとして仕事をしていくうえで、避けて通れないテーマであるだけに、受講生も真剣な表情で熱心な質問も出ていました。

柳先生第1講の1.jpg

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 初日の最後は、講師による個人面談とフィードバックです。
 受講生が事前に作成した「スキル洗い出しシート」をもとに、講師が受講生と面談し、フィードバックします。受講生自身が考えている自己の能力が、コンサルタントとして通用する水準かどうかを評価し、具体的なアドバイスをいただきます。また、受講生自身が気づいていなかった強みも指摘いただきます。講師陣の指導、受講生の真剣な質問や新たな気づきによる熱気が会場を満たしています。ここでのアドバイスは、プロコンとしての方向を考えるよい契機となったことでしょう。

個別アドバイス.jpg


 第12期プロコン育成塾の初日は、緊張と興奮の中であっという間に終了しました。
 その後の懇親会では、受講生の緊張も解け、和やかな会話が弾みました。また講師陣に対して、講義の中では聞きにくい内容の質問もできたと思います。お酒を交えながらの交流で、受講生同士だけではなく、講師陣との距離感がぐっと縮まりました。

懇親会.jpg

 第12期プロコン育成塾は、無事にスタートしました。これから、様々な課題が出てくると思います。講師陣、事務局ともに全力でサポートして参ります。受講生の皆様、このチャンスを活かし、実りの多い半年間にしていきましょう。

 次回は10月1日(土)、場所は神戸市産業振興センターです。
 (1) 第2講:「経営コンサルティングの具体的な進め方」(大場塾長)
 (2) グループワーク:「本質的原因の掴み方と効果的なヒアリング」(東松講師)
の2部構成となります。

 終了後の懇親会には、ゲストとして修了生を招いています。当塾で学んだことをさまざまな分野で生かしている先輩受講生からの話は、身近でありつつも非常に参考になると思います。
 次回は、いよいよ診断先の発表があります。これから学びはますます深くなっていきます。体調管理には十分に注意して、しっかりと講義に臨んでいきましょう。

(以上)
posted by プロコン育成塾 at 16:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月05日

第12期プロコン育成塾 伊藤講師からの第5講・第6講(12/3)要旨のご案内

第12期プロコン育成塾受講生へのメッセージ

第5、6講 担当講師  伊藤 康雄

 受講生の皆さん、初めまして。伊藤康雄です。私は、第5講「プロコンに求められる文章力・書類作成能力」と第6講「説得力を高めるプレゼンテーション方法」を担当いたします。私自身は、当塾の第3期生です。
 この記事を書いている今は8月の下旬なのですが、皆さんはちょうど開講を前にしてさまざまな思いを巡らせていらっしゃることと思います。大きな期待で胸いっぱいの方もおられれば、「ついていけるかな」といった不安な気持ちを抱いている方もおられるでしょう。
 そんな皆さんへの私からの最初のメッセージは、そうした思いはひとまず脇へおいて、次の問いに答えられるかどうか、今一度考えてみて頂きたいということです。

  「中小企業診断士という、限られた人間にだけ付与される国家資格に相応しい志を、本当に持っているのか」

  私だけでなく、当塾の講師・事務局スタッフは、社会に心から必要とされる中小企業診断士を一人でも多く輩出したいと願っています。そのために、約半年間に亘って、講義中はもちろんのこと、診断実務、報告会などあらゆる場面で真剣に皆さんと向き合います。その時、実際に言葉として発してはいなくても、私が念頭においているのがこの問いかけです。
 もちろん、講義の中でお伝えするたくさんの知見やスキルは、皆さんが今後活躍していかれる上で必要なものばかりです。しかし、中小企業診断士に求められる志をしっかりと持っている方は、きっとそれ以上の価値を見出されるだろうと思います。
 そのためには、塾の期間中を通じてぜひ、「自分は、一体どういう人間なのか」ということを改めて見つめ直していただければと思います。
 少し堅いことを申し上げましたが、半年間、共に真摯に楽しく学んでいければうれしく思います。



posted by プロコン育成塾 at 20:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月03日

第12期プロコン育成塾 東松講師からの「グループワーク」(10/1)要旨のご案内

第12期プロコン育成塾受講生へのメッセージ

グループワーク 担当講師  東松 英司

 グループワークを担当する東松英司です。私は当塾の第7期を受講し、その後2年間は事務局として当塾の運営に携わってまいりました。続く第10期はアドバイザー、第11期からは講師として引き続き当塾の運営に関わらせていただいております。講師陣の中では独立後の年数が最も若く、受講生の皆さまに一番近い存在となります。独立後の仕事に関する悩みなど、気兼ねなくご相談いただければ幸いです。

 さて、グループワークのテーマは「本質的原因の掴み方と効果的なヒアリング」です。

 受講生募集チラシに記載のあったとおり、当塾では座学の講義と並行して受講生の皆さまに“独力での経営診断”を実施していただきます。当然ながら、講義で学習したことを実践することによって理解を深めていただくことが、このカリキュラムの狙いの一つであります。しかしながら、近年の受講生の様子を見ていると、講義内容が十分に活かされていない診断報告書が非常に多くなっています。特に、第2講で学習する“分析”が不十分なケースが目立ち、毎年不安を感じさせられます。

 経営コンサルタントに最も求められるものは、企業に成果をもたらす“提案能力”です。しかし、その提案には必ず“根拠”がなければなりません。そしてその根拠は、千差万別の中小企業それぞれに特有の地盤の上に成立しているべきものです。どんな企業に対しても同じような提案をしているようでは、学歴詐称系の自称コンサルと変わりありません。少なくとも中小企業診断士である以上、しっかりと企業を“分析”し、論理の飛躍のない提案をしなければなりません。提案能力以上に“分析能力”が重要ということです。

 分析のゴールは、その企業の問題点をもたらす“本質的な原因”を明らかにすることです。そして、分析のスタートは、分析に必要な情報を収集するところから始まります。その主な手段が“ヒアリング”ということになります。

 グループワークでは、因果関係を正しく認識し、真に解決すべき“本質的原因”を特定していくプロセスと、短時間で必要な情報を引き出すための“ヒアリング”の仕方について、実習形式で学んでいただきます。診断先企業への初回ヒアリングに活かしていただくことを期待いたします。

 開講日が近づいてまいりました。皆さまとお会いできることを楽しみにしております。



posted by プロコン育成塾 at 11:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月31日

第12期プロコン育成塾 小畑講師からの第3講(11/5)要旨のご案内

第12期プロコン育成塾受講生へのメッセージ

第3講 担当講師  小畑 秀之

 3日目の第3講「プロコンの商品作りと営業力」を担当する小畑秀之です。

私は13年前に中小企業診断士を取得し、独立しました。そしてその翌年、ちょうど立ち上がった当塾に、第1期の事務局として携わらせていただきました。また、続く第2期には、受講生としても参加いたしました。

 プロコンとは何か?一体何をどうすべきなのか?が分からなかった当時の私にとって、このプロコン育成塾の内容、そして講師の先生方の考え方・厳しさに触れる機会はとても貴重で、その後の私自身の活動に大きく影響してまいりました。第12期の受講生の皆さまにも、当時自分自身が感じたことや教わったことを、少しでも感じてもらえればと思っています。約半年間の長丁場になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、私の講義では「どのようにオリジナル商品を作り、それをどうやって提供していくか」という、プロコンの「営業・マーケティング」がテーマです。そもそも仕事を獲得できなければ、“プロコン”はもちろん、独立診断士として飯を食っていくことすらできません。つまり、独立診断士として活動していくうえで、「営業・マーケティング」は最も重要なテーマといえます。

 この「営業・マーケティング」には、決して決まったやり方やマニュアルが存在する訳ではありません。また、万人に当てはまる成功モデルもありません。つまり、それぞれが自分自身に合ったやり方を見つけ、自分自身の成功モデルを確立することが求められます。

 当講義では、私自身がこれまで10年以上かけて経験してきたことを、できるだけ体系立ててお話させていただくつもりです。私の経験談をヒントに、皆さん独自のやり方を見つけ、今後の実践に活かしていただくことを期待しています。

 また講義では、プロコンまでの道程を3つのステージに分け、ステージごとに取り組むべき内容をお伝えいたします。それぞれ現在のステージと今後のステップアップをイメージし、今後の取り組みにお役立ていただければ幸いです。

 では、まず9月10日の開講日にお会いできることを楽しみにしております。

posted by プロコン育成塾 at 22:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする