2017年11月09日

第13期プロコン育成塾 第3回が開催されました!

 紅葉深まる秋の一日、プロコン育成塾 第3回が11月4日(土)に開催されました。

本日の講義は、小畑講師による第4講「プロコンの商品作りと営業力」から始まりました。まず「プロコンの成長ステージ」として、独立後の成長過程を3段階に分け、各ステージの内容と注意点の紹介がありました。講師自身の成功や失敗の体験談について、笑いも交えながら情熱溢れる語り口での説明です。この情熱が塾生のさらなるヤル気のスイッチを入れたのか、全員が活き活きと耳を傾ける姿が印象的でした。

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 続く「プロコンの商品づくり」は、コンサルタントとしてのオリジナル商品を作るコツや価格戦略など、業務メニューについての解説です。仕事を通じて得た知見を基に商品にまとめ上げる方法や、差別化のための考え方、そして講師自身が商品化で苦労した内容が、豊富な実例とともに紹介されました。また、価格戦略は独立後に最も悩む点の一つです。他ではなかなか教えてもらえないポイントだけに、塾生にとっては大いに参考になったことでしょう。
 最後に「プロコンの営業活動」と題して、独立後に活用できる具体的なノウハウが教示されました。その実戦的な内容をぜひ自分のものにしようと、各人、真剣に聴き入っていました。
 小畑講師は常々、「明日から何をするかを考えよ」と強調されます。「研修で知った、分かったというだけでは、ビジネスの役に立たない。行動を変えてこそ結果が変わる」という意味です。この言葉を受け、終了後の受講アンケートには、各自のアクション項目が挙げられていました。


 さて本日後半の講義は、今期新設された第5講「セミナー・研修の企画&受注の具体的方法」です。中小企業診断士が係わることの多いセミナー・研修の企画から受注、実施そして実施後のフォローについて、西嶋講師が実体験に基づく成功のポイントを説明しました。

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 講義では初めに、研修とセミナーでは内容や目的が異なること、また受注の方法や講師としての関わり方も多様であること、したがって報酬レベルもそれぞれ違うということが説明されました。これらを踏まえ、講師自身の経験で得た、受注時に注意するべきポイントについて紹介がありました。
次に、受注内容に応じた企画とテキストの作り方が解説されました。セミナー参加者と研修主催者の期待に応えるためには、カリキュラムとテキストの入念な作り込みが重要だということでした。また、セミナー・研修の命は「明日から使えるノウハウの伝授」であって、企画段階からこれを意識した組み立てが肝要であることが強調されました。
 セミナー・研修の成功を判断する基準、そして成功するための段取りや留意点について、塾生からは「これほど様々な注意点や準備事項があるとは知らなかった」との感想が聞かれました。各塾生は、本講義を通じて、プロコンの仕事はいずれも緻密な準備と十二分の配慮が必要であることを再認識した模様です。


 本日最後のカリキュラムは、「プロコン商品企画」と「プロコン スタートアッププラン」をテーマにした、個別アドバイスです。各自が自分の強みを活かした商品の企画と今後の行動計画を事前作成しており、講師から一人一人アドバイスを受けました。

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 経験豊富な講師陣からじっくりとアドバイスを受ける機会は、大変貴重です。塾生は今後の方向性について、多くの気づきを得られたことでしょう。これを機会に、自身のプランをさらに練り上げていくことを期待します。


 講義終了後には、恒例の懇親会が開かれました。今回は当塾修了生4名(7期生:中島和樹さん、8期生:吉田喜彦さん、9期生:大西眞由美さん、11期生:後藤雅明さん)が駆けつけ、受講後の興奮冷めやらぬ輪に加わりました。各修了生は、定年後に開業された方、女性やIT系で独立している方々、また企業勤務中の方など立場は多様です。塾生の属性も多岐に亘りますが、各自、修了生の体験談の中から、自らの将来モデルとして参考になる話を選び取れたのではないかと思います。

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 次回(第4回)は、12月2日(土)に開催予定です。この日のカリキュラムにはプレゼン演習も予定されています。企業診断も並行して進んでおり、講義の復習とともに負担が大きくなりますが、これからが当塾の佳境です。体調管理のうえ、しっかりと準備をして臨まれるよう期待しています。



posted by プロコン育成塾 at 22:28| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月14日

第13期プロコン育成塾 第2回が開催されました!

 朝晩涼しくなり秋の訪れを感じる中、プロコン育成塾 第2回が10月7日(土)に開催されました。

 前半は、大場塾長による第2講「経営コンサルティングの具体的な進め方」についての講義です。事前準備から初回訪問時の注意点、問題点の洗い出し、原因分析、改善策の立案など各ステップの核心について、塾長自身の経験を踏まえた説明がありました。
 経営コンサルティングの本質は、「経営者の考え方を変え、行動を変革させること」です。そのためには最終報告まで待たずに、可能な範囲で初回訪問時からアドバイスをしていくことが大切です。また、問題点を把握するためには「汗をかいて現場に足を運ぶ姿勢」が重要であり、その方法も紹介がありました。

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 午後からはヒアリング時に活用できる、カウンセリング技術の基本を学びました。経営者に気持ちよく本音を話してもらうためには、傾聴スキルが必要です。塾生は、二人一組でのロールプレイングを通じて、相手の話を傾聴する姿勢と方法を体験しました。
 これらコンサルタントとしての心構え・テクニック・理論は、プロコンを目指すうえで身につけるべき必修科目です。今後しっかり復習して、これからの企業診断演習に活かしてほしいものです。

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 引き続き、東松講師によるグループワーク「本質的原因の掴み方と効果的なヒアリング」が実施されました。経験の浅いコンサルタントは、目の前にある現象(結果)にとらわれてしまい、真の問題点を見つけられずに誤った解決策を提示してしまいがちです。当塾の企業診断演習においても、分析のプロセスを重要視しており、グループワークを通じて身につけることが期待されています。
 まず講義により、「なぜなぜ」の繰り返しで問題を深掘りし、真因に至る方法の説明がありました。続いて塾生は各グループに分かれ、事前学習した教材を基に、真因を見出すディスカッションを実施しました。

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 討論後のグループ発表では、視点の漏れや因果関係などが講師より指摘されました。塾生からは「分析の難しさを体感した」という声が多数聞かれました。こうした体験は、これから皆さんが診断現場で使える手法を身につけるために、必ずや役に立つでしょう。


 本日最後のカリキュラムは、高越特別講師による第3講「中小企業特有の財務診断」です。中小企業の財務に関わるポイントから裏側に至るまで、会計事務所での豊富な支援経験に基づいたお話がありました。
 講義は、コンサルタントとして押さえるべき決算書の矛盾点、各数字の持つ意味、財務諸表で診るべきポイント、また数字に現れる経営者の考えにまで及びました。あわせて、財務分析だけに留まるのではなく、「ヒアリングを通じて経営者の想いを汲み取り、SWOT分析で改善の方向性を確立することが重要」と強調されました。
 「財務は苦手」という塾生もいましたが、生々しい現場の話に触れ、皆さん、より興味を持って講義に集中したようです。また講義後の懇親会の席でも、講師への質問に押しかける方が見受けられました。

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 本日はグループワークを交えた講義が3カリキュラム続き、長丁場で密度の濃い一日でした。終了後に、今月から始まる企業診断演習の担当企業(業種)が発表されました。診断においては、今まで学んだ理論を実践にどう活かすかが問われます。懇親会の席では、今後体調に注意しつつ、最後までやるべきことを「やりきる」という姿勢で臨むよう激励する講師の言葉もありました。


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posted by プロコン育成塾 at 21:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月16日

第13期プロコン育成塾が開講しました!

 2017年9月9日(土)、第13期プロコン育成塾が開講しました。

 定刻の9時30分前には15名の塾生全員が着席し、緊張のうちに開講の時を迎えました。開講に先立ち、2年前まで講師として、昨年からは一般社団法人 兵庫県中小企業診断士協会の会長として当塾を支えて下さる柴谷先生より、激励のお言葉をいただきました。当塾の設立経緯・意義から、ご自身が独立された頃のエピソードの紹介まで、塾生への期待に満ちたお話でした。

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 続いて大場塾長より、開講の挨拶として、塾生への期待や修了生の状況、カリキュラムについてお話しいただきました。「資格取得後の育成体制が不十分な中小企業診断士制度において、何としても優秀な後進を育てたい」という当塾の想いを強調されました。
 塾長の挨拶の後は各講師からのメッセージです。それぞれの講義を受け持つ立場から、「知識よりも学んだことの実践こそが重要である」、「プロコンとしての意識をどう持つか」、「独立後、当塾の学びをどう活かすか」といった力強い言葉をいただきました。

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 引き続き、第13期塾生の自己紹介です。皆さんは緊張しながらも、一人2分間の持ち時間で受講への想いをスピーチされました。ただし、この自己紹介の場は、各自の話す力を評価する場でもあります。講師は皆さんの時間感覚や話し方、表現力を細かくチェックし、午後の個人面談にてフィードバックします。当塾ではすべての時間を使って、塾生の皆さんが成長するための材料を提供していきます。



 塾生の自己紹介が終わると、いよいよ開講講義のスタートです。大場塾長より、「プロコンの基本要件と能力開発」をテーマに、プロコンへの道(ステップ)、プロコンの基本要件など、コンサルタントを目指すうえで必ず押さえるべきポイントを講義いただきました。塾生にとっては、独立・独立準備中・企業内など各人の立場で、今後どのような心構えと方向性で自己を高めていくかを考える指針となったのではないでしょうか。

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 昼食休憩を挟んで、第1講が始まりました。
柳講師より、「中小企業のコンサルティングニーズと心構え」のテーマでお話をいただきました。経営者自身も自覚していないことが多い「潜在的な真のコンサルティングニーズ」をどう把握するか、また顧客との信頼関係をいかに構築するかなど、ご自身の体験を交えてご説明されました。これらテーマについては、プロコンとして仕事をするうえで必ず突き当たる問題です。まとまった形で指導を受ける機会のない内容なので、塾生も真剣な表情で聴講していました。

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 初日最後のカリキュラムは、講師による個人面談です。塾生は事前に作成した「スキル洗い出しシート」を基に講師と面談し、フィードバックを受けました。企業内で経験したことが中小企業に対して活かせる専門分野となるか、自身が考える自己の能力がコンサルタントとして通用する水準かどうか、具体的な評価とアドバイスをいただきます。また、自分では気づいていなかった強みの指摘も受けました。講師陣の指導、塾生の真剣な質問や新たな気づきによる熱気で、会場は活気づきました。今後、当塾では今日の面談とフィードバックを皮切りに、プロコンとしての商品企画や将来計画を策定するカリキュラムが準備されています。

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 初日のカリキュラム終了後は、懇親会が開催されました。塾生の皆さんに受講の感想をお聞きすると、「今日は緊張した」、「プロコンとしての厳しさを学んだ」というコメントが多く聞かれましたが、お酒が進むにつれ緊張も解けたのか、和やかな会話が弾みました。
 皆さんにおかれては、この場を利用して講師陣や同期生との交流を積極的に深めていただきたいものです。塾生間のつながりが強いのも当塾の特長です。半年間の受講と交流を通じて、「この塾で共に学んだ」という、他では得難い人脈を作り上げていただければ幸いです。

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 第13期プロコン育成塾の初日は、無事にスタートを切ることができました。今後、様々な課題や疑問点が出てくると予想されますが、講師陣、事務局ともに全力でサポートして参ります。塾生の皆さん、このチャンスを活かし、実りの多い半年間にしていきましょう。

 次回、10月7日(土)には診断先企業の発表があります。これから学びはますます深くなっていきます。体調管理には十分に注意して、しっかりと講義に臨んでいきましょう。




posted by プロコン育成塾 at 14:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする