2019年08月31日

第15期プロコン育成塾が開講しました。

令和元年8月24日(土)、第15期プロコン育成塾が開講しました。

全国の中小企業診断協会に先駆けて始めた「プロコン育成塾」は、今期で15年目になります。第15期は、業務の都合を理由に開講直前の辞退があり、定員より1名少ない14名でスタートしました。

開講に先立ち、一般社団法人兵庫県中小企業診断士協会の柴谷会長より、「プロコン育成塾は、プロコン(プロフェッショナルなコンサルタント)を育てる場所だが、独立を推奨する場所ではない。勤務先企業でも、ここでの経験が発揮できる。それぞれの参加目的を、全力でサポートする場所である」という当塾の存在意義と、塾生の成長に対する期待を込めた激励のお言葉をいただきました。

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続いて開講の挨拶です。

大場塾長より「本塾設立前は独立後の育成体制が不十分なため、伸び悩んでいる若手を多く見てきた。何としても優秀な後進を育てたい」という当塾設立時からの想いと塾生への期待、修了生の状況などをお話しいただきました。

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塾長の挨拶の後は、各講師からのメッセージです。それぞれの講義を受け持つ立場から、「今日の学びを得て、明日から何を行動するか」、「人と人が関わる仕事だからこそ、人間力が求められる。手法ではなく、“自分”次第」といった、示唆に富んだ言葉をいただきました。

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引き続き、第15期塾生の自己紹介です。一人2分間の持ち時間で、自身の強みや受講目的を話されました。この自己紹介の場は、各自の「話す力」を評価する場でもあります。講師は、塾生の話し方や表現力、所作、時間感覚や配分などを細かくチェックし、午後の個人面談時にフィードバックします。当塾でのすべての時間は、塾生の成長のためにあります。


塾生の自己紹介が終わると、いよいよ開講講義が始まります。

大場塾長より、「プロコンの基本要件と能力開発」をテーマに、プロコンへの道(ステップ)、プロコンの基本要件など、コンサルタントを目指すうえで必ず押さえるべきポイントを講義いただきました。独立・独立準備中・企業内など各自の立場に加え、中小企業診断士以外の資格を保有する方は、その専門性を踏まえて今後どのような心構えと方向性で自己を高めていくかを考える指針となったのではないでしょうか。

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昼食休憩をはさんで、午後から第1講が始まります。


柳講師より、「中小企業のコンサルティングニーズと心構え」のテーマでお話をいただきました。コンサルティングを開始するうえで最も重要となる「潜在的な真のコンサルティングニーズ」について、ご自身の経験を交えて説明されました。経営者との信頼関係を構築し、経営者自身も自覚していないことが多いニーズをいかに言語化して、コンサルティング内容をどのように組み立てていくかを伝えていただきました。これは、コンサルタントとして仕事をするうえで、必ず突き当たる重要な問題です。まとまった形で指導を受ける機会のない内容で、参考になったのではないでしょうか。

特に独立する方にとってはもちろんのこと、企業に勤めている方も自社の商品・サービスの販売にもつながる内容です。塾生も真剣な表情で聞き入っていました。

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初日最後のカリキュラムは、講師による個人面談です。

塾生は事前に作成した「スキル洗い出しシート」を基に講師と面談し、フィードバックを受けました。自身が企業内で経験したことが中小企業に対して活かせる専門分野となるか、自己の能力がコンサルタントとして通用する水準かどうか、具体的な評価とアドバイスをいただきました。

数多くの企業のコンサルティングを行い、たくさんの人(経営者や従業員)を見てきた講師陣から、自分では気づいていなかった強みや、行動や思考のクセから相手にどう見られているのか、塾生は様々な視点のフィードバックをもらい、多くの気づきを得られたかと思います。

講師陣の指導、塾生の真剣な質問や新たな気づきによる熱気で、会場は活気づきました。今日の面談とフィードバックを皮切りに、次回以降も、プロコンとしての商品企画や将来計画を策定するカリキュラムを通じて、塾生が自身の能力と可能性を拓く機会が用意されています。

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初日のカリキュラム終了後は、懇親会が開催されました。講義中は緊張した面持ちだった塾生の皆さんも、お酒が進むにつれ緊張も解けてきました。受講生同士だけでなく講師陣とも和やかに会話し、独立から現在の状況や仕事内容など、積極的に質問されている様子が見受けられました。


塾生には、この場を活用して、講師陣や同期生との交流を積極的に深めていただきたいものです。半年間の受講と交流を通じて、他では得難いスキルと人脈を作り上げていただけるとともに、生涯の仲間になれれば幸いです。

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塾生の皆さんは、これから半年間の長丁場、さまざまな課題や疑問点が出てくると思います。講師陣・アドバイザー・事務局が一丸となって全力でサポートいたします。この貴重な機会を活かし、実り多い半年間にしていきましょう。

posted by プロコン育成塾 at 16:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月19日

第15期プロコン育成塾 伊藤講師からの第6・7講(11/9)要旨のご案内

第15期プロコン育成塾受講生へのメッセージ
第6講・第7講 担当講師 伊藤 康雄
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 初めまして。第6講「プロコンに求められる文章力・書類作成能力」と第7講「説得力を高めるプレゼンテーション方法」を担当する伊藤康雄です。

 私は当塾の3期生です。当塾に入った頃は、企業内で勤めていました。当時はまだ、「将来、独立して仕事をしたい」といった明確な考えは持っていませんでした。ただ、せっかく苦労して中小企業診断士の資格を取ったものの、どう活かしていくことができるのかがよく分かっておらず、暗中模索の状態でした。そんな中で、当塾の存在を知り、何かヒントを掴むことができるのではないかという大きな期待を持ち、すぐに申し込みました。

 入ってみると、テキストや講義の内容が素晴らしかったことはもちろん、具体的で親身なアドバイスを数多くいただくことができました。また、先輩の独立診断士の方々のリアルな活動の様子を知ることができました。そうした周りの多くの方々のご支援により、私はその後すぐに独立しました。以来、早や10年以上の月日が経ちますが、「この塾に入っていなければ、今の私はなかった」と改めて思います。

 さて、中小企業診断士である皆さんは、経営に関する豊富な知識や経験をお持ちなのは間違いないことと思います。しかし、これから独立して活動するにせよ企業内で資格を活かしていくにせよ、質の高い成果を出し続けていくためには、これらの知識や経験を中小企業の経営者や社員の方々をはじめとする多くの人に分かりやすく、的確に伝えていくための技術や心構えを身に付けておくことが大切です。

 こうした観点から、私の講義では「プレゼンテーション」と「文章力」について、お伝えします。
 いずれの講義も、具体的ですぐに実践できる知識・手法とともに、心構えとその背景にある考え方をお伝えします。ぜひとも、本質的なエッセンスをつかみ取っていただければ嬉しく思います。

 開講まであと僅かとなりました。皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。
posted by プロコン育成塾 at 23:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

第15期プロコン育成塾 西嶋講師からの第5講(11/9)要旨のご案内

第15期プロコン育成塾受講生へのメッセージ
第5講 担当講師 西嶋 衞司

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 第5講「セミナー・研修の企画&受注の具体的方法」を担当する西嶋衞司です。第15期生の皆さん、よろしくお願いいたします。

 私は、58歳誕生日の2日前に長年勤めていた企業を退職し、中小企業診断士として独立しました。そして当塾を第9期生として受講し、プロコンのイロハを教えていただきました。


 企業に長年勤務し活躍してこられた方が、中小企業診断士として独立後活躍されているかというと、必ずしもそうではありません。退職後、中小企業診断士として引き続き活躍するためには、押さえておかなければならないポイントがあります。私自身の経験も踏まえて、こういう点でも皆さんのご相談に対応ができれば大変うれしく思います。


 さて、多くの中小企業診断士がセミナー・研修の講師をされています。しかし、仕事としてのセミナー・研修講師の位置づけは、中小企業診断士によって大きく異なるようです。「活動の中心に据えている方」、「当面の生活のために講師活動する方」など、さまざまな価値観があるでしょうが、第5講では「中小企業診断士の仕事としてのセミナー・研修講師」という視点で講義を進めたいと考えています。

 主催者やエージェントから信頼を得てオファーが殺到する講師となるためには、講師専業のプロフェッショナルをはじめとする、多くのライバルを押さえて選ばれる「特長(強み)」がなければなりません。「専門的な知識を豊富に持っている」、「説得力ある上手な話し方ができる」だけでは、一流講師にはなれません。主催者やエージェントを納得させる内容(コンテンツ)と現場(職場)で実際に展開できる実践性などが求められますが、これらに中小企業診断士ならではの視点が入っていてほしいものです。

 残念なことに、三流講師扱いのエージェントに振り回されたり、軽い気持ちで交わした講師契約が原因で中小企業診断士活動に支障をきたしたりなど、喜べない事例も多く耳にします。一方で、セミナー・研修の講師活動からコンサルティングに発展し、中小企業診断士活動の幅を広げている方も多くいます。


 本講では、研修企画やカリキュラム、テキストのつくり方等のポイントをお伝えするだけではなく、「中小企業診断士らしい一流講師」になるために必要な知識・ノウハウをわかりやすくお伝えします。


 開講まであと少しとなりました。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

posted by プロコン育成塾 at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月10日

第15期プロコン育成塾 小畑講師からの第4講(9/28)要旨のご案内

第15期プロコン育成塾受講生へのメッセージ
第4講 担当講師 小畑 秀之
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 第4講「プロコンの商品づくりと仕事のとり方」を担当する小畑秀之です。

 私は16年前に中小企業診断士を取得し、独立しました。そしてその翌年、ちょうど立ち上がった当塾に、第1期事務局として携わりました。更にその翌年には、第2期受講生として参加しました。

 「プロコンの仕事」がまったくイメージできずに活動していた当時の私にとって、当塾の講義内容はもちろん、講師の先生方の考え方や姿勢に触れられたことが大変貴重な経験でした。また、その経験が15年経った今でも、自分自身にとっての活動の軸になっています。第15期生の皆様も、当塾を通じてご自身の活動のヒントを見つけていただくことを期待しています。半年以上の長丁場になりますが、どうぞよろしくお願いします。

 さて、第4講では「どのように商品をつくるか?」、「どうやって仕事を獲得するか?」といった、プロコンの「営業・マーケティング」がテーマです。そもそも仕事が獲得できなければ、プロコンはおろか独立診断士として飯を食っていくことすらできません。独立診断士として活動していくうえで、「営業・マーケティング」は最も重要なテーマといえます。

 ただ、このテーマには、誰しもが成功するような決まった法則やノウハウ、マニュアル等があるわけではありません。つまり、それぞれが自分自身に合ったやり方を見つけ、独自の成功モデルを確立することが求められます。

 こうした点を踏まえ当講義では、私も含めた5人のアドバイザーが、各自の経験に基づく営業・マーケティングの取り組みについてお話しします。各アドバイザーの現在のステージや得意分野、やりたいこと、取り組んできたこと等を参考にして、ご自身に合うやり方を見つけていただければ幸いです。

 では、まずは今月の開講日にお会いできることを楽しみにしております。
posted by プロコン育成塾 at 20:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月07日

第15期プロコン育成塾 冨松講師からの第3講(9/8)要旨のご案内


第15期プロコン育成塾 受講生へのメッセージ

第3講 担当講師 冨松 誠

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 兵庫県プロコン育成塾第15期の皆さん、第3講「中小企業特有の財務診断」を担当する冨松です。これからの半年間、よろしくお願いいたします。


 第3講では、経営診断にあたって必要となる財務診断の考え方をお伝えいたします。財務診断と聞くと、皆さんは診断士試験で経験した知識を思い出すかもしれません。

 しかし、本講で財務の知識を教える気はありません。難しい知識ではなく中小企業の実態を知り、どのように診断を行うのか、どういうポイントがあるのかということを解説していきます。


 ところで、初めて独力で経営診断を行う方は、ついつい財務診断を定型的なやり方で済ませてしまい、ヒアリング等の定性的な情報収集に偏る傾向があると感じています。


 皆さんもご承知のとおり、当塾のカリキュラム終盤に、経営診断報告演習があります。昨年はアドバイザーとして、それ以前も修了生として、受講生の発表を拝見しました。

 残念ながら、ヒアリング内容をまとめただけの分析、その内容から出た思い付きでしかない提言、という発表が非常に多く見られます。内容に具体性が乏しくなぜそう考えたのかという根拠が希薄であり、講師陣や修了生から厳しい指摘を受けるという光景が恒例となっています。


 本講では決算書分析だけでなく、個々の中小企業に合わせた数値分析についても解説します。より深く知るためには、決算書だけを見ていては不十分だからです。


 実務のうえでも、ヒアリングだけでは「社長や従業員がこう思うという話でしかない」と感じることが多々あります。お話を聞きながら、それを具体的に数値で裏付けできるかということに考えを巡らせます。

 そうした視点からデータを整理してみると、予期しない傾向を見つけることが少なくありません。「社長は上り調子と思っていた売上高」が実は横ばいだったり、思ったよりも費用が増加していたりと、何でこうなっているのだろうという傾向を見つけることがあります。

 企業の実態に迫る「良い財務診断」ができれば、自ずと企業の課題や問題点が出てきます。その、出てきた問題点・課題を社長や従業員と共有できれば、改善策も自然と考えつくでしょう。改善策が決まれば、数値計画も根拠をもって伝えることができます。


 なお当日は、一人でも多くの受講生が根拠をもった迫力のある経営診断報告をできるよう、お伝えしていきたいと思います。皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。


 皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

posted by プロコン育成塾 at 08:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする